第25話 Le soulier du bonheur (幸せの靴)

素足 エピソード

アニメ『シンデレラ物語』第25話のあらすじです。

この回のタイトルは、Le soulier du bonheur (幸せの靴)。靴の持ち主探しをする回です。

誰の靴?

シャルル王子は、舞踏会で出会った謎の美女にすっかり心を奪われてしまいました。しかし、この女性が誰なのか、誰も知りません。手がかりは、彼女が残したガラスの靴だけ。靴の持ち主探しが始まります。

舞踏会に来た女性の家を訪ねて、靴をはいてもらうことになりました。サンドリヨンの家にも、お城の人がやってきますが、サンドリヨンは、頑として靴をはこうとしません。

以下には、話の最後まで書いています。

ためいきばかり

舞踏会の翌朝、みな、ためいきばかりついています。カトリーヌとジャンヌは、シャルルが、謎の美女とばかり踊っていたことが不満です。しかも、この女性の正体を誰も知らないのです。

「う~ん、でも、私、どこかで会ったことがある気がするのよね」。こうジャンヌが言います。「え、どこよ? あんたの言うことなんてあてにならないわ」。カトリーヌは冷たくジャンヌをいなします。

考え込ジャンヌ
考え込むジャンヌ

サンドリヨンも、部屋で、もう片方のガラスの靴を見ながら、ためいきをついています。「すべては夢だったのよ」と。

シャルルもお城で靴を見ながらためいきをついています。彼は、靴の持ち主にすっかり恋をしてしまったのです(半年間追いかけてきたサンドリヨンのことは忘れているらしい)。

ぼーっとするシャルル王子
ぼーっとするシャルル王子

靴の持ち主探し

ぼーっとしているシャルルを見て、王様とお妃さまは、謎の美女を探し出し、シャルルと結婚させることにします。ハンス(シャルルの養育係)は、城に来た女性全員に靴をはいてもらうことを思いつきます。

こうして、ハンスとアレックスは、馬車にのって身分の高い女性の家を1軒、1軒、回ることになりました。

「なんとしてでもお探ししなければ。エメラルド王国にいらっしゃらなければ、近隣の国にも参りますぞ」。ハンスはやる気満々です。

チャンス?

王子がガラスの靴の持ち主と結婚するといううわさを聞き、カトリーヌとジャンヌは大ショック。「お母様、大変!」と泣きながら、母親にすがります。

公爵夫人は、一瞬、驚きますが、「大丈夫よ。まだチャンスはあるわ。あなたたちの足が靴にぴったりはまれば、王子と結婚できるじゃないの」となぐさめます。

単細胞すぎるカトリーヌとジャンヌは、「あ、そうか、そうよね。うふふふ」と笑顔になります。

勘が鋭い公爵夫人は、アイロンをかけていたサンドリヨンを屋根裏部屋に追っ払います。「私がいいって言うまで出てきちゃだめよ」。

誰の足も合わない

ハンスとアレックスが最初におとずれた家のお嬢様は明らかに子供で、靴に対して、足が小さすぎました。

その後、おとずれた家のお嬢様たちは、皆、足が大きすぎて、靴に入りません。この靴は、相当小さいようです。

とうとう、ハンスとアレックスがサンドリヨンの家にやってきました。この家が、エメラルド王国でチェックできる最後の家です。

カトリーヌとジャンヌの奮闘

カトリーヌとジャンヌは、どちらが先に靴をはくかでけんかになります。このけんか、けっこう長々とやっていて、ハンスもアレックスもあきれています。

ようやくカトリーヌから始めることが決まり、足を入れてみると、やはり小さい。まあ、明らかに靴より足が大きいということは、最初からわかっていたことだったのです。

靴に無理やり足を入れる
無理やり靴に足を入れるカトリーヌ

カトリーヌはなんとか足をねじこもうと、奮闘し、一瞬入るのですが、無理やりいれたため、痛さに耐えきれず、倒れてしまい、靴は、空中を飛びます。

次はジャンヌ。ジャンヌも無理やりはこうとしましたが、やはり足が大きいため入りません。

抵抗する公爵夫人

「ほかにお嬢様はいらっしゃいませんか?」

ハンスが聞くと、公爵夫人は、「いない」と答えます。しかし、アレックスが、「この家には招待状を3通送っているはずだ」と言ったため、公爵夫人は、しぶしぶもう1人の女子の存在を認めます。

「確かに、もう1人、娘がおりますが、女中代わりでして、とても王子さまのお気にいるような者ではございません。そもそも、あの子は、舞踏会に参っておりませんのよ」

公爵夫人は抵抗しましたが、ハンスが、「全員にはいてもらえという命令です」と言い張るので、とうとうサンドリヨンが試す番になりました。

靴をはこうとしないサンドリヨン

しかし、サンドリヨンは、「私は舞踏会に行っていませんので、試すまでもありません。私の靴ではありません」と嘘をつき、靴をはこうとしません。

靴をはかないサンドリヨン
靴をはこうとしないサンドリヨン

心の中で、「あれは私じゃない。あれは夢だったのよ」と言いながら。

かたくななサンドリヨン
かたくななサンドリヨン

「無理強いはできますまい」とハンスもあきらめ、アレックスと共にお城にもどります。

この様子を窓から見ていた動物たちはがっかり。しかし、犬のベルースがあることを思いつきます。

サンドリヨンの味方
サンドリヨンの味方

ベルースの活躍

ベルースは、サンドリヨンの部屋にかけあがり、もう片方の靴がはいった箱をくわえて、お城の馬車を追いかけました。犬の存在に気づいたアレックスは、馬車をとめます。

アレックスが、箱のふたをあけると、ガラスの靴がはいっていました。

「あ、これはペアだ!」。

もう片方の靴の持ち主であるサンドリヨンのところに、ハンスとアレックスは舞い戻ります。

しかし、二足の靴を前にしても、サンドリヨンは、靴をはこうとしません。

マダム・ポーレットの登場

靴をはさんで、サンドリヨンとハンスが、硬直しているそのとき、ポーレットさんがやってきました。

「みんな、何しているの? 私、街に行って、食べ物買ってきたんだけど」。

(ポーレットは、魔法使いで、食べ物なんて出し放題。実際、過去のエピソードで怒涛のように出している場面がありました。しかし、この時は、なぜか街まで食べ物を買いに行ったようです)

ポーレットの姿に動物たちは大喜び。窓の外から、部屋の中を見て、一瞬のうちに状況を察したポーレットは、にんまり笑うと魔法の杖をひとふりしました。

魔法をかけるポーレット
魔法をかけるポーレット

勝手に靴に足が入る

すると、サンドリヨンの木靴が消え、彼女の足は、勝手に前に出て、目の前にあるガラスの靴へさしこまれます。もちろん、足は、靴にぴったり。

「プリンセス・サンドリヨン、お城で王子がお待ちかねです」。

ハンスが手を差し出すと、サンドリヨンは観念したのか、にっこり笑って、その手を取ります。

ハンスの手を取るサンドリヨン
ハンスの手をとるサンドリヨン

こうしてお城の馬車は、サンドリヨンを乗せてお城に向かうのでした。〈続く…〉

靴ぐらい自分ではこうよ、サンドリヨン

ガラスの靴をはくのは、シンデレラでは、はずせないエピソードであり、当然、サンドリヨンの足は靴にぴったりなのですが、そこまでいくのに、サンドリヨンは、ずいぶん皆を手こずらせます。

サンドリヨンは、現代的で、(特にシャルルに対しては)思ったことは、何でも言うタイプなのに、23話の最後に、シャルルが王子だとわかると、きゅうに卑屈な女の子になります。

やはり、相手が王子さまだと、自由に意思表示ができないのでしょうか?

自分の靴なんだから、さっさとはいてくださいよ。

こう思わずにはいられません。

動物たちに心配をかけ、ハンスとアレックスには二度手間をかけさせ、あげくの果てには、ポーレットの魔法のお世話になるサンドリヨン。

自分の幸せは自分でつかんでください。

ポーレットの魔法のおかげで、靴をはかせる展開にしたため、シンデレラが、人任せ・魔法任せなストーリーになってしまったのではないでしょうか?

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