Something there (愛の芽生え)の訳詞~美女と野獣(1991)より。

雪の上の赤いハート形のマグ 美女と野獣

ディズニーのアニメーション映画、Beauty and the beast(美女と野獣)から、something there という曲の訳詞を紹介します。ベルとビーストがお互いの気持ちに気づきい始めた様子を描いたかわいい歌です。

Something There(2分37秒)

歌詞(英語)

[Belle]
There’s something sweet, and almost kind
But he was mean and he was coarse and unrefined
And now he’s dear, and so unsure
I wonder why I didn’t see it there before

[Beast]
She glanced this way, I thought I saw
And when we touched, she didn’t shudder at my paw
No, it can’t be, I’ll just ignore
But then she’s never looked at me that way before

[Belle]
New, and a bit alarming
Who’d have ever thought that this could be?
True, that he’s no Prince Charming
But there’s something in him that I simply didn’t see

[Lumiere]
Well, who’d have thought?

[Mrs. Potts]
Well, bless my soul!

[Cogsworth]
Well, who’d have known?

[Mrs. Potts]
Well, who indeed?

[Lumiere]
And who’d have guessed they’d come together on their own?

[Mrs. Potts]
It’s so peculiar!

[Lumiere, Mrs. Potts & Cogsworth]
We’ll wait and see, a few days more
There may be something there that wasn’t there before

[Cogsworth]
You know perhaps there’s something there that wasn’t there before

セリフ:
Chip: What?

[Mrs. Potts]
There may be something there that wasn’t there before

Chip:What’s there, mama?
Mrs. Potts: Shh! I’ll tell you when you’re older.

作詞: Howard Ashman 作曲:  Alan Menken  歌:ページ・オハラ(ベル)、ロビー・ベンソン(ビースト)

訳詞

何かやさしくて、親切さみたいなものを感じるわ
でも、彼はいじわるだった、野蛮で粗野で
今はかわいくて、自信なさげ
なぜ、前はそういうところに気づかなかったのかしら

彼女はぼくをこんなふうに見る、そういうふうに見たと思った
ふれあったとき、彼女は僕の手をさわっても、ふるえなかった
まさか、気にするのはやめよう
でも、彼女は、前は決してあんなふうには僕のことを見なかった

今までになかったこと、そしてちょっと驚くべきこと
こんなふうになるなんて、いったい誰が想像したかしら?
確かに、彼はプリンスチャーミングではないけれど
彼の中に何かがあるの、これまで私が気づいていなかった何かが

おやおや、誰がこんなことを想像しただろうか?
ええ、まさかね
ああ、いったい誰が知り得たことか?
ええ、本当に誰に?
彼らが自然にこんなふうになるなんて、いったい誰が想像していただろうか?
本当に、奇妙だわ

もう2、3日、様子を見よう
前にはなかった何かが、あるみたいだ
たぶん前にはなかった何かがあるようだ

「何が?」
前はなかった何かがあるようね
「何があるの、ママ?」
「シーッ、もっと大きくなったら教えてあげるわ」。

補足

この歌の前に、ベルがビーストのことを見直す原因となったシーンがあります。

城から逃げ出したベルが、雪の中で、オオカミの群れに襲われていたのを、ビーストが助けます。オオカミは去りましたが、ビーストは腕に傷を負ってその場に倒れます。

ベルは一瞬そのまま逃げようと思ったのですが、結局、気を失っているビーストを馬に乗せ、一緒に城に戻ります。

このオオカミ事件が、ベルの心境の変化の大きなきっかけだったと思います。

その後、ベルはビーストの傷の手当をして、そのお礼にビーストは本が大好きなベルに、ものすごく本がたくさんある図書室をプレゼントします。

この歌は、ほかの歌とちがい、オフスクリーンで歌われていますが、(登場人物が映画の中で歌っているのではなく)2017年の実写版では、ビーストとベルが映画の中で歌っています。

さすがに、実写版では、ビーストがポーリッジに顔をつっこんで食べるシーンはないですね。

関連記事もどうぞ:

コメント

タイトルとURLをコピーしました