シンデレラ(1950)より、『夢はひそかに』(A dream is a wish your heart makes)の歌詞の和訳

夢見る人 シンデレラ

ディズニーのアニメ、シンデレラ(1950)はミュージカル仕立てになっており、登場人物が歌で気持ちを表現しています。

冒頭、シンデレラが歌う、とても有名な、A dream is a wish your heart makes の歌詞を訳してみました。

邦題は、「夢はひそかに」です。

A dream is a wish your heart makes

A Dream Is A Wish Your Heart Makes (English)

ミドルテンポのゆったりした歌です。

A dream is a wish your heart makes
When you’re fast asleep
In dreams you will lose your heartaches
Whatever you wish for, you keep

Have faith in your dreams and someday
Your rainbow will come smiling through
No matter how your heart is grieving
If you keep on believing
The dream that you wish will come true

(セリフ)
Oh, that clock! Old killjoy. I hear you, come on, get up you say! Time to start another day! Even he orders me around. Well, there’s one thing – they can’t order me to stop dreaming. And perhaps, someday –

The dreams that I wish will come true

No matter how your heart is grieving
If you keep on believing
The dream that you wish will come true

夢はひそかに・和訳(penバージョン)

夢は心の中ではぐくむ願い
ぐっすり眠っているときにね
夢の中では、辛いきもちも消えるわ
望むことがなんであろうとも、心に持ち続けて

自分の夢を信じて、そうすればいつか
虹が出て、微笑みかけるわ
どんなにつらくても
信じ続ければ
あなたの願う夢はかなうのよ

(セリフ)
もう、あの時計ったら。ほんと、雰囲気こわすわね。
聞こえてるわよ。こう言いたいんでしょ。起きなさい!、また新しい日の始まりだ! 時計が私に命令してもね、1つ言えるのは、誰も私に夢見ることを止められないということ。そして、きっと、いつか…

私の願う夢はかなうのよ

どんなにつらくても
信じ続ければ
あなたの願う夢はかなうのよ

時計の音にいらつくシンデレラ

歌いだす前に、シンデレラは、自分は夢を見ていたけど、誰にも言わないわ。だって誰かに話すと、その夢はかなわないのよ、と言っています。だから邦題は「夢はひそかに」となっているのでしょう。

ポイントは、窓からお城が見えていること、そして、鐘が鳴ることです。この鐘は、舞踏会から走って帰るときに鳴っている時計の音色とほぼ同じです。きっとお城の時計台の時計の音なのでしょう。

舞踏会でも、時計の音をきいて、「ああ、またあのうるさい時計の音だ。帰らなきゃ」と思っていたかどうかは別にして、いったんは時計に行動を制限されたのです。しかし、シンデレラは、逃げて帰ったあとも、夢を持ち続けていたから、最後には幸せになったのですね。

歌詞にあるように、誰も彼女が夢見ることを止められなかったのです。

あまりつらそうに見えないのはディズニーだから

この記事にも書いたのですが、

この歌のシーンを見ると、とてもシンデレラは、継母やまま姉にしいたげられているようには見えません。鳥やネズミたちが、召使いとなって、シンデレラの朝の身支度をお手伝いしています。

確かに、布団にはつぎが当ててあるし、まま姉たちのベッドに比べたら粗末なのでしょうが、このぐらい硬そうなベッドのほうが実は健康によいです。それに、多少は家事をして体を動かさないと、病気になります。

昔の平安貴族が早死だったのは、現代と比べて、医療がずいぶん遅れていたせいもありますが、あまりに運動不足だったからです。

シンデレラに話を戻すと、寝間着もブルーのやわらかそうなパジャマ、髪も寝ぐせがなく、いきなりスタイリングできています。

「どんなにつらいことがあっても」と歌っているわりには、あまりつらそうに見えません。『ディズニー映画』は、何もかも、シュガーコーティングしている、とよく言われますが、たしかに、シンデレラの過酷の環境が今ひとつ伝わってきませんね。

しかし、子供向けの映画なので、あまりリアルな現実を見せるわけにもいかないから、このぐらいでちょうどいいのかもしれません。

この歌のメッセージは、とてもわかりやすく、「夢を持ち続けていれば、いつか叶うわ」というものです。この歌で歌っていること自体がこの映画のテーマです。

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