フランス語のアニメを見始めたのは多読の本がきっかけ。

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私がフランス語のアニメを見始めたのは、英語の多読をすすめる本を読んだのがきっかけです。英語がターゲット言語ですが、フランス語の習得に応用しています。

本のタイトルは、『英語多読 すべての悩みは量が解決する! 』です。

今年(2019年)の春、この本を読んでから、フランス語のやさしい絵本を読み始め、さらにYouTubeでアニメを見始めました。以前から多読を意識して本を読んではいましたが、もう少し真剣に取り組むことにしました。

今回はこの本の紹介です。

英語多読 すべての悩みは量が解決する!という本について

この本には、多読というメソッドを最初に提唱した、NPO多言語多読という団体が推奨している多読のやり方やその効果、楽しみ方などが書かれています。

必要な情報がすべて入っているので、これから多読を楽しみたい方は、重宝するでしょう。ただし、ホームページを見れば、ほぼ同じ情報を入手することができます(サイトについては後述します)。

多読の基本的な進め方

多読は文字どおりたくさん本を読むことです。やり方は、1)すごくやさしい本から読み始める、2)とにかく量をたくさん読む、これだけです。

ただし、相当量を読みます。まあ、多読ですから。

多読するとき注意すべきこととして、多読3原則が書かれています。

捨てる、飛ばす、投げる、です。

1.捨てる

辞書は捨てよ、とあります。

わからない単語があっても辞書はひきません。これは、私もできています。

もともと、私は本を読みながら辞書をひくのが嫌いで(流れが止まるため)、日本語、英語、フランス語にかかわらず、読書中は辞書をひきません。

「辞書を持っていると、使ってしまうから、辞書は捨ててね」という意味で「捨てる」なのでしょうが、実際に辞書を捨てる必要はありません。

辞書は辞書で使いみちがありますから。多読中に使わなければいいのです。

2.飛ばす

わからないところがあっても、飛ばします。

ふつう、わからないところは、前後の文脈から推測せよ、と言われます。ですが、NPO多言語多読が推奨している多読では、推測もしません。

わからないところは、無視します。本には「なかったことにせよ」と書かれています。つまり飛ばすのです。

わからないところを全部飛ばしていると、1冊読み終えても、何がなんだかさっぱりわからなかった、なんてことが起きるものです。

そういうときは、本のレベルを落とします。いまの自分にもそこそこ楽しめる本を読むのが多読方式です。

どんな人にもわかる本として、絵本が推奨されています。

それも、絵だけで文字のない絵本や、ほとんど文章のない絵本です。絵をじっくり見て、メッセージを受け取る(読み取る)体験をします。

「飛ばす」ということも私はできていますが、去年、多読をしていたときは、絵本は使っていませんでした。

私が最初に読んだのは、ラジオ講座、『まいにちフランス語』のテキストにある初級編のスキットです。

しかし、テキストや英語の教科書の英語は、特定の文法項目を説明するために作られた作為的な文章だから、多読に使ってはいけない、とこの本にはあります。

基本的に、ネイティブがネイティブ向けに書いている本を用いて多読するべきなのです。

投げる

難しすぎて楽しめないもの、読めはするが、中身に興味が持てないもの、そういった本は途中で読むのをやめます。

これが、「投げる」です。

投げた本が多ければ多いほど、多読の効果も色濃く表れるとのこと。

私は、この「投げる」はあまりやっていませんでした。読み始めたら、最後までがまんして読むほうです。さすがにあまりに難しい本は投げますけどね。投げざるを得ないというか。

以上の3原則をきっちり守って、やさしい本からたくさん読んでいきます。

この原則は必ず守れ、と書いてあります。だから、今年は私も、絵本から始めました。

新しいコンセプト Tadoku

近年、インターネットやデバイスが発達し、いまは音声や映像が簡単に手に入ります。

こうしたメディアを使った多読もあり、それはTadokuと書かれています。たとえば、多聴(音声を聞く)、字幕なし多観、シャドーイングなどです。

シャドーイングといっても、通訳になるためのメソッドであるシャドーイングとは、意識を向けるところが違います。

多読は、勉強ではなく、英語に慣れる方法なので、勉強っぽいことはいっさいしてはいけません。

ポイントはとにかく楽しいことをやること。

そのために、思いっきりやさしいものを読んだり見たりします。

本には、多読に関するQ&Aもありましたが、「やさしい本を読んでください」「やさしいものを選んでください」と、しつこいほど書かれていました。

Tadoku法についても、従来の多読についても、NPO多言語多読のサイトに詳しく書いてあります⇒NPO多言語多読

おすすめの本やサイトの紹介もあります。

字幕なし多観としてアニメを見始めた

Tadokuの中で私が興味をもったのは、「字幕なし多観」です。

字幕はいっさい表示させずに、ドラマや映画、ドキュメンタリー、YouTubeの動画を見ます。本と同じで、やさしい作品から始めて大量に見ていきます。

字幕をつけないと、理解度がさがりますが、いいこともあります。それは、フランス語のトランスクリプトがあるものを探す必要がなくなることです。

「字幕なし多観」は、わからくてもいいの)、字幕やトランスクリプトは不用です。

字幕があるかどうか、トランスクリプトがあるかどうかを気にしなくていいのは、ずいぶん気楽です。それに字幕を読むのは疲れるものです(とくに私のように、小さな画面で映像を見ている人は)。

私がフランス語の学習を始めた理由はいくつかありますが、直接のきっかけは、もう10年以上前、ニコニコ動画か何かで、トリュフォーの「大人は判ってくれない」を見たことです。

この動画には、英語字幕がついていましたが、英語字幕を読みながら、映画を観賞するのが、とても大変でした(今もたいして状況は変わっていません)。

英語を読むスピードがおそすぎたからでしょう。

当時、フランス映画を楽しもうと思ったら、フランス語がわからない私には、英語字幕で見るしかありませんでした。

「ああ、こんなことやっとれん。いっそフランス語がわかるようになってしまおう」。そう思ってフランス語の勉強を始めました。

「字幕なし多観」を始めたら、「わかってもわからなくても、字幕なしですませればいいんだ」と思うようになりました。それに実際、見てみると、意外とわかるし、楽しめるのです。

そんなふうに、気楽にアニメを見ているうちに出会った1本が『シンデレラ物語』です。このアニメを気に入ってしまったので、最近はこの作品ばかり見ていて、「どんどん大量に見る」という主旨からは、はずれています。ですが、楽しいからいいか、と思っています。

『英語多読 すべての悩みは量が解決する! 』 私はアマゾンのプライムメンバーなので、読み放題で読みました。Kindle Unlimitedを利用している人も無料で読めます。

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